
只今、インド・マイソールで恒例のアシュタンガヨガプラクティスです。
今期で5回目のマイソール滞在です。
昔、アシュタンガヨガ友達が
5回までは、続けてマイソールに通おうと思う。
と言っていたのにインスパイアされ、私もキリのいい5回までは、レジストが通れば必ずマイソールに行こうと決めていました。
5回目のレジストも無事に通り、楽しみにしていたマイソールでのプラクティス。
しかし、2024年11月12日(インド時間)
私達アシュタンガヨガ練習生のグルである
シャラート先生が急死されました。
始めは、インドに滞在中の日本人からのニュースを聞いた友達からのLINEメッセージ
で訃報を知りました。
そんなことってあるの?先生まだ50代だよ! 半信半疑でした。
しかし、次第にいろいろなところから情報が出てきて訃報が真実と確定しました。
アメリカツアー中、生徒のみんなとハイキング中に起こったことでした。
なぜそんなに早くシャラート先生は逝ってしまったのか?
マイソールに行けば、必ず会えると思っていた先生がいなくなるなんて考えもしませんでした。
今シーズンは、2024年12月から2025年2月までオープン予定だったので、既にフライトチケットを購入していた人も多かったのではないでしょうか?
私も10月上旬にバンガロールまでの片道チケットを既に購入していました。
今期もシャラート先生の厳しい中にユーモアのある指導、大量の生徒を一人一人鋭い視線で見ているマイソールクラスを受ける事をとても楽しみにしていました。
脊柱管狭窄症と滑り症のため、アーサナの練習は、思うように出来ないのは、承知していましたが、自分なりに身体を気遣いながらシャラート先生の指導を受けたいと思っていました。
シャラート先生の死は、私も含め、誰も信じられなかったと思います。
あの時点で、シャラがオープンするのかどうかわかりませんでしたが、私はマイソールに行ってシャラート先生の死を確かめて受け入れ、お参りをしたいと思いました。
幸い、11月末には、シャラート先生の意思を受け継いで、予定通りシャラがオープンするというメッセージが届きました。
こうして、私の5回目のマイソールプラクティスが始まりました。
初日のプライマリーレッドクラスは、シャラート先生の録音でされました。
通常もマイクを通した声なので、録音の声もシャラート先生がシャラでまさにカウントしているようでした。
ナヴァアーサナや最後のウトゥプルティヒで
カウントをゆっくりにしたり、ジョークを言うところ…先生は、確かにシャラにいました。
先生は、肉体を離れられましたが、いつも私達生徒を見守ってくれていました。
マイソールクラスでは、経験豊かなサーティファイドティーチャーの方々を中心に
シャラート先生の奥さん、シュルティさんもアシスタントに入って下さっています。
シャラート先生のご家族・古い経験豊かな先生方がアシュタンガヨガの伝統を絶やさないように行動されているのを見て、これからもシャラートヨガセンターは、世界中のアシュタンギの練習場所として続いていくと確信しました。
今回、マイソールへの旅をキャンセルされた方も多いと思います。
それぞれ色々な思いや事情があると思います。
私は、この過渡期にマイソールで練習することが出来て良かったと思っています。
今期は、身体の不調もあり、2週間と短い滞在にしましたが、ムーンデー明けの後3日間も体といたわりながら練習したいと思います。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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