top of page

第2回:ベルギーからユーロスターでイギリス・ウェールズへ


宿泊した離れのチャペル
宿泊した離れのチャペル

今回の旅では、初めてユーロスターを使ってベルギーからイギリスへ移動しました。


南駅でのちょっとしたハプニング


ブリュッセル南駅には、出発の1時間前に到着。念のため早めに行ったので安心と思っていました。ところが、いつものように「電光掲示板の下でプラットフォーム番号が出るのを待つ」というやり方が大失敗…。

出発20分前になってもロンドン行きの表示が出てこないので不思議に思い、スタッフに尋ねたところ、「ユーロスターは別の場所だよ!早く行かないとチェックインが閉まってしまうよ!」と一言。

慌ててユーロスター専用のチェックインカウンターへ走り、荷物チェックとパスポートコントロールを抜け、なんとか出発10分前にプラットフォームへ到着。まさにギリギリセーフでした。


EU離脱をすっかり忘れていた…


よく考えれば、イギリスはEUを離脱しているので、出国審査(パスポートコントロール)が必要なんですよね。すっかりそのことを忘れて、普通の列車と同じように待っていた自分に反省…。でも無事に乗れたので、結果オーライ!


これからイギリス行きユーロスターに乗る方へ注意点


2025年から、イギリスに行くには ETA(電子渡航認証) の事前申請が必要になりました。アメリカのESTAのようなもので、オンラインで簡単に申請できます。旅行を予定している方は、必ず事前に申請を済ませてからユーロスターに乗るようにしてください。


※余談

息子と息子の友達が今年の5月にイギリスへ旅行(飛行機で)したのですが、ETAを全く知らず、申請せずに行って入国できたそうです。

まだ制度が始まって混乱しているのかもしれませんね。

皆さんは、危険な橋を渡らないで申請してから行ってください。


初めてのユーロスター乗車


無事にロンドン行きのユーロスターに乗車。所要時間は「約2時間半」とチケットにあり、ベルギーから海を渡るのにこんなに早いなんてさすがユーロスター!と感心していました。ところが途中で時刻を確認すると、到着予定時刻を過ぎているのでは?と焦る場面が…。

実はベルギーとイギリスの間には1時間の時差があることをすっかり忘れていたのです。iPhoneの時計もまだベルギー時間のままで、すっかり勘違いしてしまいました。結局は予定通りに到着。ウェールズ行きの次の列車にも間に合って一安心でした。


海を渡る…ユーロトンネル


楽しみにしていたのが、イギリスとフランスを結ぶドーバー海峡のユーロトンネル

寝ないように頑張って起きていましたが、実際はただのトンネル(笑)。景色が見えるわけではなく、気づいたらあっという間にイギリスに入っていました。


ロンドンでの乗り換え


ウェールズ行きの列車に乗るために、ロンドンのセント・パンクラス国際駅からパディントン駅へ移動。運悪くチューブの路線が「Out of Service」になっていましたが、別路線で代替できたので無事に到着。余裕をもって乗り換えることができました。そこから3時間半かけて、目的地のウェールズ南西部にあるカマーデン駅へ向かいます。途中、車両の切り離しに気をつけるようにアナウンスがあったのですが、私は眠ってしまい、乗り換え忘れ!

駅員さんが窓を叩い窓をアウト!アウト!」と叫んでいるのに気づき、正しい車両に移ることができました。


カマーデン到着、そして森の中の暮らし


駅では友達の迎えが少し遅れたので、20kgの荷物を抱えたまま10分ほど歩き、近くのカフェで待機。メッセージで「20kg持ってるよ!」と伝えたつもりが、間違えて「10kg」と書いてしまい、「それなら大したことないじゃない」と後で笑われる一幕もありました。

友達の家は駅から車で1時間。信号もほとんどなく、森の中をひたすら走り続けて到着しました。隣人は一軒あるものの数年前から険悪の中になったらしく、本当に森の中の一軒家。しかもトイレはコンポスト式!小は屋外の草陰で済ませるスタイルで、最初は恥ずかしかったものの、誰もいないんだから、何故恥ずかしい?と開き直り、次第に抵抗がなくなりました。むしろ自然の中でするのが気持ちよく感じられるようになりました。


自然とともに過ごした3日間


ree

友達は甲状腺の持病があり朝が弱いので10時ぐらいまで起きません。

私は、離れのチャペルの一室の滞在していたので、友達の邪魔することなく、いつものように、毎朝5時半〜6時に起きてヨガを練習。その後は森の中を1時間〜1時間半ウォーキングして、自然を満喫しました。朝ごはんは友達が起きてから一緒に食べ、日中は体調が悪い中でもいろいろな場所へ連れて行ってくれました。

特に印象的だったのはウェールズの海。気温は低いのに、人々は日光浴を楽しみ、少し泳いでいる人も。私も記念に挑戦してみると、水は冷たかったけれど爽快な体験になりました。

最終日にはイギリス名物のパブへ。ベジタリアンの友達とペスカトリアンの私、二人で野菜を中心にしたメニューを選んでお別れ会をしました。イギリス料理は「まずい」とよく言われますが、そのパブはとても美味しく、大満足の締めくくりになりました。

車がないとどこにも行けない環境でしたが、友達の大きな車に乗せてもらい、3日間の滞在はあっという間。何もない大自然の中で、シンプルながらとても豊かな時間を過ごすことができました。


最後まで読んでいただいてありがとうございました。

次回は 「ウェールズからアイルランドへ船の旅」 をお届けします。

どうぞ楽しみにお待ちください。

 
 
 

最新記事

すべて表示
マイソールへの想いと、今年の選択について

私たちのグル、シャラート師を失って1年 今年もインド・マイソールのアシュタンガヨガ総本山 Sharath Yoga Centre(SYC)  が 11月から1月にかけてオープンする、というアナウンスがありました。 毎年この時期は、世界中のアシュタンガヨガの練習生たちがマイソ...

 
 
 

コメント


Follow us for more updates

Contact us for more information

  • Instagram
  • Facebook

Thanks for submitting!

Manduka Official Shop

manduka_200.jpg

ganesha yoga ASHIYAは、

マンドゥカ公式取扱店です。

長年の経験から最もお勧め

できるハイクオリティ

ヨガマットです。

​ご希望の方はお問合せ

ください。

Opening hours

Mon-Sat  9:30-12:00

Sun         7:30-12:00

Thu         Close

bottom of page